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​レコーダー(録音機)

レンタルと云うよりは、録音スタジオの利用料、制作料、テープ代金となります。

16トラック・マルチレコーダー

​Fostex E16

16tr業務用

アナログ・テープレコーダー

テープ巾  : 1/2インチ

テープ速度: 38cm/sec

8トラック・マルチレコーダー

​TASCAM 38

8tr業務用

アナログ・テープレコーダー

テープ巾    :  1/2インチ

​テープ速度 :  38cm/sec

2トラック・マスターレコーダー

​                22-2

1/4インチテープを使用した2チャンネル・マスターレコーダーです。マルチトラックレコーダーで録音した素材を、エフェクト処理や定位のバランスをとってLRステレオサウンドのマスターテープを録音します。プロのスタジオでも1/4インチテープをマスターとして使いますが、コストの問題で12インチリールではなく7インチリールをお奨めいたします。

8トラック・マルチレコーダー

​Fostex A-8. 80

1/4インチテープを使用する、アナログ・マルチレコーダーです。

テープ巾    : 1/4インチ

テープ速度  : 38cm/sec

テープのコストを下げるために1/4インチテープが使えますが、

​性能的には業務用レコーダーに近い性能です。実際にこのレコーダーでレコード制作が行われていました。

現在のテープ事情

1970年代から進化を続け、1990年代初め頃からデジタルに移行するまでは、アナログ全盛の時代、プロの世界では、2インチ、1インチ、1/2インチ。1/4インチ等、様々な幅のテープが使用されていました。現在では、プロ用テープを製造するメーカーは、アメリカに1社、フランスに1社しか有りません。また、生産量も少ないため、世界中のアナログレコーダーを所有するレコード会社やスタジオが、少量の(特に1インチ、2インチテープ)発売分を奪い合うような状態です。

私自身も、以前は1インチ24トラックレコーダーを所有していましたが、テープコスト、マシンのメンテナンス費用、すでに30年あまり経過した機械のため、メーカーの修理対応(保有部品)の問題点が出てきたため、あきらめて手放しました。

ですが、意外な盲点が・・・ 1/2インチテープは、8トラックや16トラック・マルチレコーダーでも・・・世界中の有名スタジオでも、あまり使われないという事実。8トラック1/2インチは再レコーディングの際、トラック数が足りなくなり、結局1インチ16トラックや24トラックにコピーしてのレコーディングになるため、あまり使われることがなくなりつつあります。また、16トラック1/2インチも、チャンネル数に問題はなくとも、トラック幅が狭いため、隣接トラックに影響がないとは云えない、と考えられ、1インチや2インチの需要が増えます。また、私の所有するFostex E16は、プロの要求に応じられる性能を持っていますが、プロの現場には元々1インチ,2インチがあって、そのうえで1/2インチの16トラックを購入することは無かったようです。しかし1/4インチについては、プロの現場ではマスターテープとしての需要があり、家庭用のオープンテープレコーダーは1/4インチが基準です。そのため、現存するテープメーカー2社は自然と1/4インチ、1インチ、2インチテープ

が主流となり、ついで感覚で1/2インチとなると思われます。で、スタジオ需要の隙間を狙って、1/2インチテープを継続入手出来る環境を作りました。

新規2社以外に、こっそりストックしていた世界のスタンダードテープ「AMPEX456」「QUANTEGY456や467」も有ります。

​アナログ・レコーディングを希望される場合、別途テープ代をご負担いただきますが、今のデジタルレコーディングでは再現出来ない音をお楽しみいただくことが出来るでしょう。

世界のスタンダード

AMPEX456

1995年に生産終了

​QUANTEGYに移行

AMPEXから全業務を引き継ぎ、2007年までテープの生産をしていた。

​QUANTEGY456 1/2インチプレスケース入り、これが8本新品在庫有ります。

QUANTEGYの後を継ぎ、同等の性能を持つ製品を作っています。

​今後は、このテープを入手していく予定です。

ヨーロッパ系のテープは、現在、ミシュラングループの「PYRAL」に受け継がれています。

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